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Netsketの考え方

真に意味のあるコミュニケーションとは

インターネットが商用利用されてから10年ぐらいになります。その間、windows95の発売、ネットスケープやYahooといったネット関連ベンチャーの出現、米国、日本のITバブル、携帯電話の普及、2ちゃんねるやホリエモンの出現など、ネットを取り巻く状況はどんどん進展してきました。

私(芥川)がインターネットに初めて触れたのは1996年。大学在学中の事でした。まず、同時期にネットを始めた友人に、メールを送る事ができて、返事が来た事に感動しました。
海外のwebサイトでアダルト画像を見つけた時には驚愕しました。チャットというのを知り、ずっとROMしていました。BBSというもので情報交換を行っている事を知りました。そこでは利用者同士がルールを守り、円滑なコミュニケーションができるようにつとめていました。
見知らぬ人とのコミュニケーションは、何らかの世界を形成していて、意味があるように思えました。そしてその後の私は、東風荘とテレホーダイと共に2回目の留年に突き進んでいきました。

そのころバナー広告という者が出始めました。ユーザーは拒否反応を示しました。しかし、徐々にそれは一般化していきました。インターネットが徐々にビジネスに取り込まれてきたのです。
ショッピングサイトができはじめました、それを構築するサービスができました。クレジットカードの情報を入力する危険性が叫ばれ、ユーザーは利用をためらっていました。でも、それもやっぱり一般化していきました。
情報があふれ始めました。検索機能を核にしたサイトが「ポータル」と呼ばれるようになり、熾烈なユーザー獲得競争を始めました。突如現れたGoogleが検索の主役に躍り出ました。そのころYahooは多機能化していき、ユーザーを獲得していきました。
類似の情報があふれ始めました。情報比較サイト現れ、上場までしてしまいます。
そのほかにもいろいろなビジネスモデルが提供され、ネットへのアクセス手段も多様化し、コンテンツも多様化していきました。

そして、気がついたらネットの中はビジネスばっかりの社会になっていました。
必要な情報には広告ばかりでなかなかアクセスできません。ネットユーザーの行動は、ほとんどがどこかの企業のビジネスモデルに取り込まれています。

そして今、インターネット関連サービスを中心とするIT業界は、袋小路にはまりこんでいます。この10年で様々なサービスが生まれましたが、本質的な意味で人間のライフスタイル、ワークスタイルを変えるまでに至った事例は、「携帯電話」と「電子メール」の2つしかなかったのではないかなと感じています。

何か1996年当時に期待した世界ではなくなっているような気がしません。たとえは悪いのですが、1996年当時のネット社会は、学校の校舎裏で仲間とこっそりタバコをふかしながら、これからの夢を語り合うような、そんな一体感があったんじゃないかなと。

Netsketでは、既にあるなんかおかしいものをちょっとずつ変えていったり、既に当たり前になっている事の次元をあえてずらしてみたりしながら、真に意味のあるコミュニケーションを考えて、それを実現できる手段を提供する集団でありたいと考えています。